2004年6月4日 |
土地創造 |
関東地方はもうすぐ入梅。完成間じかの大家Tさんの新しい空中庭園です。
下は車庫。上は土をいれ庭にしました。
今の住まいは昔会社の事務所に使っていたバラックで、
10年ほど前、5年かけて大家Tさんが自分で住まいに改装しましたが、北向きの事務所だったために南に土がありませんでした。
北側の駐車場を立体的化し、人口の土地をつくろうと昨年暮れから日曜、土曜日を中心に、こつこつと自分の手で工事を進め、鉄骨以外は基礎工事からほとんどを自分で施工していました。 踊り場に雨よけをつければ入梅前に完成。
土を揚げ敷き込み、草花、ハナミズキ、ナス、きゅうり、しし唐、ピーマンなどを植え、
人口の土地とも知らず、早くも数本のキュウリがふくらみはじめました。
★大家Tさんは数年後にはこの場所に縦軸風車を導入し、環境にやさしい自給発電をめざしている。

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2004年6月5日 |
庭園ほぼ完成 |
午前7時よりパークゴルフ場整備と草刈。新しく購入した芝刈機試運転。
これで管理公社から芝刈機を借りなくてもよくなった。
そしてコースコンデションを維持できる。
午後、梅雨の前に屋根工事を・・・と必死な大家Tさんは予定通り自宅の「空中庭園」完成させた。
昔から工期に間に合わせることにかけては名人だったそうである。
大家Tさんはくたくたになっていました。
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2004年6月6日 |
パーク定期大会と総会 |
午前7時スタート。梅雨空だが運よく降らなかった。
優勝は地元のNさん。ひそかに狙っていた念願の初優勝であった。
終了後みんなで新南コース整備。
10時より総会。すべての議案承認される。
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2004年6月7日 |
バーベキュー |
空中庭園でバーベキュー、手を伸ばして初収穫のキューリちゃんをいただく大家Tさん・・・大変満足な様子でつぶやく「俺って根っからの小市民なのだ」 言葉で表わせない幸せをかみ締めているのでした。
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2004年6月9日 |
芝刈機導入 |
藤岡パークゴルフ協会に芝刈機が導入された。梅雨の晴れ間を縫って
会員Oさんが北コースを刈る。雑草が見事に均一にそろって刈られた。
ウーン見事だと大家Tさん。いよいよ18ホール完成だ。
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2004年6月12日 |
冬のソナタ |
この韓国TVドラマ「冬のソナタ」は日本人全体に素直に受入れられるのは、30、40年前にさかのぼらなければならない。NHK総合土曜日11時からの放送
日本の文化状況を進んだか、退歩したかはさておいて、なぜもこのように中年の女性を中心に人気があるのか大家Tさんが分析するのを聞いてみよう。 |
2004年6月13日 |
分析パート1 |
再び戻らないわれわれの時間。これが「冬のソナタ」キーワードである。
ドラマを第2回目と昨日の合計2回しか見ていないで「何が分かるの?」と言われそうだが、まあ私の分析を聞いてください、と大家のTさん。
失われた時間。過ぎ去った時間。
もしあそこで引き返していたら・・・あの時もう少し勇気を奮って言葉を発していたら・・・
その後の運命はまったく違った展開になっていたに違いない・・・と誰もが振り返って思うだろう。もちろん恋愛だけでなく人生全般にわたっていえる事だ。
ブラウン管を覗くギャラリーには、
ドラマで余分(現実)なものを削いだ必要最小限の
舞台装置が与えられて分かりやすく恋愛心理劇の中に
取り込まれてゆく。
ヒロインの母親は謹厳な儒教のモラルの実践者として
登場し、見えない格子を破って出て行こうとする
娘の苦悶する姿は、普遍的テーマであり
繰り返されてきた題材だ。 |
2004年6月14日 |
分析パート2 |
我々の現実はどうだろう?ドロドロした欲望が渦巻く濁った世界が支配している。
日本はどっぷりとその状況に浸かっていて抜け出せないでいる。
豊かになってもまだとどまることを知らない拝金・欲望主義が蔓延し、その延長線上で若者達も絶望している。
「もうそろそろ大切なものを、忘れてならないものを思い出さなくちゃ・・・」と自問自答する中年世代は、貧しさの中で夢中になって物欲的な豊かさを追い求め見上げてみたら、自分達では創れない隣の国の「冬のソナタ」が目の前にあった・・・。
気恥ずかしくて、とても直視できない生真面目な映像が真正面から次々と迫ってくる。次第に感性の錆が落ちてゆく快感に酔っていた・・・
「そうなのだそうだったのだ。かって似たような経験や思い出があったじゃないか」と。
現在の韓国は日本の40年前の精神性と、10年前の物の豊かさを実現している国だ。日本の異常さは精神的価値と、物質的価値のバランスが極端に崩れているところから生まれている。その証しが「冬のソナタ」現象だといえる。
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2004年6月15日 |
ペットロボット |
大家Tさんの知人にペットロボットを飼っている?独身女性がいる。
30センチほどの人形であるが250語ぐらい記憶していて、飼い主に様々な反応を示すそうだ。
当人曰く「かわいくて、かわいくて・・・」と夢中だ。1対6000円で購入したそうだ。
話しを聞いているとスピルバーグのAIを思い出した。
SF未来もので子供のロボットの物語だ。DVDでどこのビデオをショップでも置いてある。
,2年のうちに数万円でセンサーが音声や触感によって言葉を発し行動する人形が間違いなく売り出されるだろう。需要層は圧倒的に女性、特に独身、単身女性が市場だ。
非難を恐れずに言えば、人間が誕生してから400万年の間、女性の生理は特別の対象を面倒を見ることに歓びを感じるようにプログラミングされている。
それも手がかればかかるほど、喜びや可愛さが倍加するようにである。
だからペットロボット市場は女性が独占するのである。
以上が大家Tさんの持論である。 映画AI
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2004年6月18日 |
合併問題調査研究特別委員会 |
ドラネのボクは回線に紛れ込み見聞した。
大家Tさんが所属する委員会での今日の議論の中身は以下の通り。
7月7日
「総費用70パーセントOFFの超格安ツアーとにかく安い」
「七夕祭ツアー」に出発する東京発新幹線のホームに、23人のツアー客が勢ぞろいした。。
「七夕祭ツアー」の参加者は、1時間前に旅行の担当者から予定を変更を告げられた。
今まで宇都宮下車、仙台行きの2箇所をめぐる七夕祭ツアーだったが、宇都宮は中止になり仙台七夕祭への直行となった。
理由は、宇都宮七夕祭は主催者側の財政難から中止もありえるといわれていた。しかし参加者多数の要望もあり、旅行社は宇都宮七夕祭を今回の企画に盛り込んだのである。
大半の参加者は「仙台の七夕祭り」参加を目的に申し込んだ。
このチャンスを逃したら、今後定価の70%OFFツアーなど2度と無いと誰もが思っていた。
さて問題はこれからだった。
旅行社はすでに変更にともなう手配は完了していた。
なぜかと言うと、団体旅行契約書に、
「仙台七夕祭に行くのが目的で他のことは旅行社に一任する」との条項があったから。
しかし参加者の一部から
「計画自体を白紙に戻しやり直してくれ・・」とか、
「七夕でなくても大曲の花火大会でもいいんではないか」とか、
「中身を詳細に知りたいからパンフレッドを取り寄せてくれ」
と言い出す者が出てきた。
参加者の一部は、契約書の中身を読んでいないか、又は契約内容を理解できないのか、旅行者の担当者は汗をかきながら説明するのだった。
担当者のが説明する内容はこうだ・・・
ここにいる皆さんは、7月7日定価の7割引の
「超格安仙台の七夕祭りツアー」に申し込みをされました。
参加条件は当社の旅行規約の中で、もともとは仙台の七夕祭りのツアーなのですが、宇都宮の七夕祭りの見学も予定しております。この企画は先方の都合で実現は流動的ですのでご承知おきくださいとあります。
また、皆さんとの契約条項の中に
「予定等の変更については当社に一任」
となっております。
残念ですが今回は先方の都合で中止になりました。
したがって「仙台七夕祭り」直行に切り替えました。
なお、契約書但書きに、「参加者の半数を超える人が中止を決定した場合に限り、旅行そのものをキャンセルすることが出来ます・・・」とありますので、
参加者23人のうち12人が行きたくないといえば、中止が可能です。
担当者の説明が終わり、
ホームに列車発着案内と、仙台行列車の出発ベルが鳴り始めた。
参加者の一部はベルが鳴ってもまだ、
「計画自体を白紙にし、やり直したらどうか・・」とか、
「七夕でなくても大曲の花火大会でもいいんではないか」とか、
「中身をもっと詳細に知りたいから資料を提示してくれ」
と言い続けているのだった・・・。
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2004年6月23日 |
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梅雨の中休み・・・
家の前の田植えが終わった。農家のHさん親子が3時間程度で終了した。
大家Tさんは毎年この時期を楽しみにしている。
田んぼの水面に映し出された風景はどんなに見ていても飽きないらしい。
いつか棚田の風景を探しに行きたいと思っている。
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2004年6月24日 |
民度と政治 |
枝葉末節 (幹でない枝葉っぱにたとえた重要ではないこと)
ドラネのボクが見聞した、
とある会議ではまさに枝葉末節が際限なく延々と繰り広げられていた。
真面目な議論をすべき内容を、目的とはぜんぜん違った枝葉を弄り回し、
陳腐な権力闘争の具としてこね回して得意満面だった。
問題の本質に真正面から取り組んでいると疑わない唯我独尊の御仁にいたっては、冷静に見聞している人々が見当違いの議論にほとんど絶望的になっているのも気がつかず、得意満面になって吼えている。自身の選良を一点も疑わずに・・・。
哀しいかな物言わぬサイレントが見えず理解できないのだった。
これじゃー、隣の人々に嫌われてもしょうがありませんやー と仲間のドラ君。
民度以上の政治は行われないとの格言は生きている。
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2004年6月26日 |
民間宇宙飛行 |
民間企業による初の宇宙飛行
TVの画像を見て大家Tさんは
アッと驚いた。あまりにシンプルな機体だった。
成層圏を滑空するグライダーといってもいい機体だった。
民間人の宇宙旅行が現実に近づこうとしている。
申込者が殺到しているとマスコミは伝えている。
ドラネのボクだってたいした感動もなく野良やっているのだから、もし金でもあれば行っちゃいたいね。
ネコって応募できるのかな?
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2004年6月28日 |
民間宇宙飛行 |
アンサリXプライズでは、
民間資金による有人宇宙船で最初に
弾道飛行を成功させたチームに
1000万ドルの賞金を贈るとしている。
賞金を獲得するには、
パイロット3人を乗せた宇宙船を2週間以内に
2回打ち上げなければならない。
賞金の獲得期限は今年の年末だ。
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