不思議 がん細胞...


私が取り組んだ
ガンとの共存の道   2007・5 〜 2008〜

「自立と共生」
私のガンの発症過程と、肝転移形式と腫瘍マーカー(CEA)との比較的相関について

●ガンを知ろう・・・

一般的に悪性腫瘍とは、腫瘍の悪性とは度合いを意味し、転移度、増殖度、浸潤度から判定される。

腫瘍抗原: 抗原とは、


体の免疫システムが異物を認識し破壊するための標的にする物質です。
抗原はあらゆる細胞の表面にありますが、ヒトの免疫システムは普通は自分自身の細胞には反応しません。
細胞が癌化すると、体内の免疫システムには知られていない新たな抗原が癌細胞の表面に現れます。
免疫システムは、腫瘍抗原と呼ばれるこの新しい抗原を異物として認識して癌細胞を囲いこみ、あるいは破壊します。

異常細胞を破壊するこのようなメカニズムによって、癌細胞の多くは定着する前に排除されます。
しかし、免疫システムがたとえ正常に働いていても、癌細胞のすべてを破壊できるとは限りません。

また癌化した細胞が活発に分裂して癌細胞のかたまり(悪性腫瘍)ができてしまうと、免疫システムによる破壊は困難になります。


ガン克服の第1歩

「ガン=死」と考える人が多い。
ガン患者は恐怖と不安でストレスを増加させます。敵を知ってしまえば、心が多少なりとも落ち着くはずである。
自分のガンの場合はどのような治療計画が適しているか、
治るか治らないかは患者の免疫力に左右されます。
免疫力の天敵はストレス、不安、恐怖、沈んだ気持ち、消極的な気持ち。
それらを少しずつ克服して、自分のもてる100%の力でガン治療に臨む。

そのためにもガンを知ることは絶対に必要です。
ガンについてきちんと理解することがガンを克服すること、ガンと共存することの第一歩であると思います。
ガンとは何か
「ガン」とは何か?
「正常な細胞が異常になること」
たとえて言えば、今まで楽しくともに暮していた身内が突然なんらかの原因で急に暴れだしたということになります。
通常コピーミスした異常細胞は自然死するようになっていますが、たまたま死なない細胞になってしまいます。
それがガン細胞です。

食生活、化学物質など環境因子から人間の遺伝子が傷つき、ガン細胞が発生しやすくなっていると考えられます。

発生したガン細胞が増殖すると、大量の栄養を独り占めにし正常な細胞が栄養不足になり、患者はみるみる痩せていくのはそのためです。
最終的には栄養不足となった正常細胞の機能が低下し、臓器をはじめ人体の各器官が機能しなくなり死に至ります。

ガンは目的を持たず、
ただ増殖するのみ。

ガンは身体が死に至るまで増え続けます。目的を持っていません。
それならばガン細胞を増やさなければ死なない理屈になります。
ガン細胞が増殖するのと同様に免疫細胞を増やしていけば、ガン細胞は一定の数を保ったままの状態で、「ガン死」にはいたりません。
ガンは間接的に死と結び付けられているだけで、ガンになったからといって全員が死ぬわけではありません。
ガンの原因は
細胞がガン化する原因は多岐にわたっています。
長期的なストレスを受けたり、活性酸素、フリーラジカル、紫外線、放射線、化学物質や食生活の欧米化など環境因子よって細胞内の遺伝子が傷つけられることが原因と考えられています。

遺伝子を傷つけられた細胞は分裂する際に遺伝子のコピーミスが起こし、異常な遺伝子をもった
細胞=ガンが生まれます。
健康な人でも1日に3000〜5000個ものガン細胞が生まれます。
ただし、人体が備えている免疫システムがガン化した細胞を攻撃排除しているので、本来ならガンが一方的に増えることはありません。

しかし、生活・食習慣、環境の影響などによって脳幹の働きが弱まり、免疫力が落ちると、ガンは徐々に勢力を増し、ついにはガン細胞の集団を作り人体を乗っ取り滅ぼすわけです。

たった一つの原因でガンを発症することはほとんどなく。心、身体、環境の問題が重なり、10年ほど経てガンが発症すると考えられます。
多くの場合、仕事、家庭にかかわらず周囲から強いストレスを長期的に受けているケースが多いのです。

「病は気から」といい、気持ちのあり方が病気を引き起こし、気持ちの持ち方が病気に多大な影響をもたらします。
ガン初期からガン末期へ
「イニシエーション」

「イニシエーション」
生物の細胞は増殖することをもって人体を形成しています。言い換えれば、遺伝情報をもつDNAの複製ということになり、複製ミスをしてしまう。
これが細胞のガン化するきっかけになる。
遺伝子に修復不可能な傷がつくと、複製にミスがおきます。
これをガンのきっかけになるという意味で医学の世界では「イニシエーション」と呼びます。

「プロモーション」
「プロモーション」
ガン細胞を攻撃する免疫細胞の働きを邪魔するものもあります。
ウイルス、脂肪、塩分は免疫細胞の活動を妨げる「プロモーター」といいます。
プロモーターはガン細胞の成長を早めていくのですが、この過程を「プロモーション」と呼んでいます。


「プログレッション」
「プログレッション」
ガンはある時期を境に爆発的に成長します。
認識できる現象としては急激にやせる時期といえばわかりやすいかもしれません。
この時期を「プログレッション」と呼び、目に見えて体重が減り、一気に体が衰弱していく過程です。
一般的にいえば、末期という時期にあたるかもしれません。

ガンの成長の目安

腫瘍マカー
ダブリングタイム

腫瘍マーカーが2倍になるまでに必要な期間。短いほど早いことを意味する。

ガン組織はプロモーションの最後の段階で直径2〜3cmくらい。
この段階で、ガン細胞と免疫細胞の戦いは形勢が逆転してしまいます。

ガンの成長経過と人体の死に関する目安があります。

一個のガン細胞は、
ダブリングタイム(ガンの大きさが二倍になるのに必要な時間)が半月〜2ヶ月くらい。
その後、倍に増えていき、1〜4年で100万個くらいになります。
そして、それくらいの個数になると、免疫系が積極的にガン細胞を排除しようとする力が働き、ダブリングタイムが2〜3年と長くなり、ガンの成長が緩やかになります。

さらに、14〜21年かけて30回ほどガン細胞は細胞分裂し、重さにして約1グラムの塊になるのです。
ここまでくると、その塊のなかのガン細胞は約10億個にまで増えているのです。
これくらいの大きさになると、ガン検診で発見されることになります。

この段階までガン細胞が増殖すると、免疫の低下とガン細胞の増殖力の増大によって再び増殖速度が速くなり、1年半〜8年ほどで直径約5センチ、重さ1キロのガンの塊になります。
体重が60キロの人ならば1キロのガンの塊ができると死んでしまうのです。
一個のガン細胞ができてから20〜30年でここまで成長してしまう計算になります。


●もともと正常な細胞の遺伝子
ガン細胞はもともと正常な細胞の遺伝子がなんらかの理由で傷ついた結果生まれます。本来ならば遺伝子の傷ついた細胞はそのまま死んでしまうようにプログラムされているのですが、傷ついた部分によってはガン細胞になってしまうのです。


●外から出される指令無視

ガン細胞は外から出される指令を受け取る部分がうまく働かなくなっています。これで一番困るのは、ガンを恐ろしい病気にしている理由の一つである「増殖」が止まらなくなることです。ガン細胞が増殖しなければ、ある程度大きくなっても手術で取り除いてしまえば怖い病気ではないのです。いくら「増殖をストップしろ」と命令してもそれがガン細胞の遺伝子に届かなければ、どんどん増えてしまいます。

●寿命がない

正常な細胞にはある時期にくると自然に自殺するようにできています。また、細胞内に異常が発生したときも同様です。これをアポトーシスと言います。しかし、ガン細胞は傷ついても、外から命令されても自殺するどころか増殖を止めないのです。正常な細胞は細胞分裂の回数が一定を超えるとアポトーシスが働くようになっているのですが、ガン細胞は寿命がありません。

●永遠に増殖

ガン細胞はたとえ自分の主である人体が死に直面しようとも、増殖を止めません。それどころか、急速な増殖にはたくさんのエネルギーが必要なので、正常な細胞以上に栄養をむさぼり続けます。

●新たに血管を作る

ガン細胞は絶え間ない増殖を続けるため、活動量は正常細胞より格段に多いのです。すると、増殖活動のために必要な栄養が不足してくるので、自分だけに通じる血管を近くの血管から作り出します。つまり、一番近所の血管から自分だけのパイプラインを作り、栄養を補給するのです。

●生命力が強い

ガン細胞は増殖し、大きな塊になると、塊の中心部のガン細胞まできちんと栄養が行き渡らなくなります。
しかし、栄養が来ないとなると、しばらくの間死なずにじっと耐える能力があるのです。正常細胞であったらすぐに死んでしまうところをガン細胞は栄養が届くまで生き長らえます。
免疫力を高める
ガンを予防・治療するためのポイントは
「ガン細胞の数を増やさないこと」「栄養補給」のふたつ

●たとえガン細胞ができても、免疫細胞の働きでガン細胞の数を増やさなければ、ガンを発症することはありません。
先天的、後天的な免疫不全になっている場合を除いて、誰もがガン細胞を増やさないための免疫力を持っています。
それを十分に発揮すれば、本来ガン細胞の増殖は防げるのです。

それには生活環境を改善することでストレスをなくすことが重要ですが、誰もができることであり、免疫力を高める近道は「必ず治ると信じ、生きることに前向きな気持ちを持ち続けること」です。

●次に栄養補給ですが、気をつけなければいけないことがあります。
ガン細胞は糖分、特に精製された糖質をはじめとする栄養素が大好物です。
では、食生活をどのように変えていけばよいでしょうか?

ガンは野菜を中心とした食事から消化・吸収された栄養素を取り込むことにあまり積極的ではありません。

ガンの好まない玄米菜食を中心にした食事によって栄養を補給すべきです。

ガン治療の心構え
生活習慣にかかわるガンの原因を考えてみると、慢性的なストレスが一番初めに思いつくはずです。
不規則な生活、睡眠不足、絶え間ない仕事上のプレッシャーが続けば、自分にとって不自然な生活を余儀なくされていることになります。
「頑張らなくては」「自分には責任があるから」と無理をし続けている人は心当たりがあると思います。まわりからの期待に応えようと頑張り続けることは、実は本人からすれば慢性的にストレスを感じ、その結果、ガンになってしまう人は実際に多いのです。
ガンを治してからどのような生き方をするか、何をするかという生きる目的をしっかりもつことが大切です。 ガンを治すことを人生の過程と考える。
それがガンを治す一番の特効薬になるはずです。
ガンと共存するために・・・
ガンで死んでしまう人には特徴があります。
ガンになった原因である生活習慣を改めない、医者に任せっきりな人です。
自分はどうせガンなのだからとなげやりになれば、ガンのおもうつぼ。
体全体の司令塔である脳に消極的な考え方をさせれば、ガンの勝ちなのです。

ガンになっても生き続けるためには、真剣に「生」を考えてください。
自分で治そうという意識をもち、これまでの考え方、生活習慣を変え、治すための努力を怠らない、決してガンをなめてはいけません。

▼ガンで死んでしまう人
●たばこをやめない
●考え方を変えない
●生活習慣を変えない
●ガンをなめている
●特効薬があると思っている
●なげやり
●努力をしない

▼ガンで生きる人
●治ろうとおもう
●考え方、生活習慣を変えた
●前向き
●努力を惜しまない
●生きがいをもっている
●意思が強い

自立神経豆知識
▼人間の身体は自律神経によって苦痛などから生命を守ります

自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は主に昼間などの活動時に働き、副交感神経は夜間などの休息時に働きます。
環境、生活状況に応じて交感神経と副交感神経がシーソーのように揺れながら体調のバランスをとっています。
しかし、過度のストレスが長期的に続いたりすると交感神経ばかりが刺激され、バランス崩れてしまい病気になるのです。

免疫システムの中心的存在である白血球はリンパ球と顆粒球で構成されています。健康な状態ですと、顆粒球54〜60%、リンパ球35〜41%という比率になります。
自律神経のバランスが崩れ、この比率が大きく変化したとき免疫機能も乱れて病気が発生するのです。

●食事療法
食事療法は玄米菜食が基本とします。
食事療法は見落とされがちですが、もっとも大事なところです。長年続けてきた食生活がガン発症の原因となっているケースは実に多いのです。
精製塩、脂質、食品添加物の摂りすぎ、食物繊維の不足などが続けば、これは立派にガンの原因になります。


免疫力を高める食事のポイント
1.毎日の食の基本は玄米
玄米は精製していない分本来米がもつ栄養素を豊富に摂取できます。食べるときによく噛まないといけないので、ゆっくりと時間をかけて食べる習慣が身につきます。


2.野菜ジュースを大量に飲む

ゲルソン療法で特徴的なのがニンジンを中心にしたジュースを大量に飲む点です。ニンジンにはベータカロチンなどガンになりにくい体質にする成分が豊富に含まれていますのでぜひおすすめします。
野菜(果物)100%ジュースの量は少なくとも1リットルかそれ以上です。
毎日1〜2リットルを飲まれている患者さんは、免疫力が著明に増強しています。
自然農法で作られた生の野菜(果物)で作るジュースが望ましいですが、朝晩は生のジュースにしてください。

3.デザイナー・フーズを積極的にとる

デザイナーズフーズとは、「植物性食品に存在する癌抑制作用のある成分を主体にして、癌の予防効果を高めるようにデザイン(設計)した食品」のことです。
発癌抑制が見込める食品ですので、積極的に摂取してください。  

4.過食をしない

過食はいたずらに内臓を働かせているだけです。ガンに対抗するには効率よく栄養を吸収しなければなりません。そのために過食は避けてください。

5.脂肪、動物性たんぱく質、塩分を控える

脂肪、動物性たんぱく質はガンの栄養になりやすいと考えられます。
術後に牛エキスを飲んでもらっていたところ再発率が高まったという報告もあるくらいです。あと、塩分の摂りすぎは胃ガンの原因になります。控えつつ摂るとしても天然塩にしてください。

6.キノコを多めに食べる

キノコは食物繊維が豊富であり、ベータグルカンなど抗ガン効果が期待できる成分が含まれています。高価な健康食品を利用しなくても、キノコの摂取を心がけるだけでよいと思います。


なかなか上記のような気持を持続をすることは大変です。
ガン発症から11ヶ月、4回の手術に耐えながらガンの知識取得、
ガンと共存するため実践の努力と自信をもって上記に近い日常生活しております。
2008年4月
HPトップ
戻る