免疫システムと生活

デザイナーフーズ

 デザイナーフーズとは、「天然の植物中に存在するがん抑制作用のある成分を主体にして、がんを予防する効果が発揮できるようにデザインされた食品」 のことです。

 がんの機構はまだ完全には解明されていませんが、近年の疫学調査の結果から、がんの原因の1/3以上は食生活に由来すると考えられるようになってき ました。ところが、その一方では、日常食べている野菜や果物などの植物性食品に、がんを予防する効果のある物質が含まれていることも明らかになってき たのです。

 「食物とがん」に関する研究は1980年代以降急速に進んできました。
1990年に米国の国立がん研究所でも「デザイナーフーズ・プログラム」という5年計画 のプロジェクトを発足させました。
これは、植物性食品に含まれているどんな成分にがん予防効果があるのかを確認し、その有効成分を複合させたり、強 化するなどして、がん予防に効果的なデザイナーフーズを開発しようという計画です。

 デザイナーフーズプログラムでは、過去約10年間にがん予防効果を示唆する報告が得られている約40種類の食品がピラミッド型の図で示されています.

免疫細胞の種類には

1. 顆粒球
2.マクロファージ
.リンパ球

免疫細胞の種類には大きく分けてこの3種類があります。
顆粒球というのは細胞の中に顆粒を持っていて、感染症などの時に細菌などの外敵を活性酸素で攻撃します。

マクロファージは「貪食細胞」とも呼ばれ、進入してきた病原体をパクパク食べて処理します。
また、リンパ球は特定の病原菌やがん細胞などに対して攻撃を仕掛ける特殊部隊と言えます。

これら、顆粒球、マクロファージ、リンパ球は白血球とも呼ば血管やリンパ管を通って全身にくまなく移動しています。

リンパ球の働き
身体をくまなく巡り、体内に入った細菌やウイルスを退治し、
病気の予防やケガの治療に働くのがリンパ球。
沖縄の100歳以上の元気なお年寄りにリンパ球が多かった。
それだけ病気やケガから身を守る力があり、老廃物をため込まず新陳代謝に優れているといえる。

・食中毒予防。バイ菌を取り込みやっつける
・かぜ、肺炎の予防。病原ウイルスを攻撃して殺す
・がん予防。がん細胞を攻撃して消滅させる。 


リンパ液の働き
美肌効果、むくみ・だるさ予防。細胞からでる老廃物や余った水分を回収し、排出する。
腸でつくられるリンパ球は夜、体を休めている時に多く作られるので、夜、眠る前に入浴で体を温めておくと更に活性化する。

入浴で副交感神経が働くと腸で作られたリンパ球が良く働く お湯の温度はちょっと熱め(40度、体温より高めで半身浴15分)

新たなリンパ球
腸でつくられるリンパ球の中に、がん細胞を強力に攻撃し消滅させる新たなリンパ球が発見された。
がん細胞を強力に攻撃し消滅させる新たなリンパ球を増やすには『糖脂質』を摂ると良い。

αガラクトシドセラミドという物質があり、それは糖と脂肪がくっついたようなものですが、それを特殊な細胞の上に乗せて点滴注射をするとNKT細胞が増えます。
これと類似した物質が含まれている食品を摂っていると、糖脂質が増え、NKT細胞に栄養を与えることができると思われます。


サツマイモ・シイタケ
・ワカメ・イカ


脂質に比較的類似している物質がサツマイモに入っています。
シイタケにはβグルカゴンという物質が入っていて、これもある程度ガンに抑制的に働きます。一緒に摂ると効果がアップします。
糖脂質とは脂肪酸と糖が結合したもの糖脂質は生物の細胞膜や神経組織に多いサツマイモにはガングリオシドという糖脂質が含まれている 。

がん細胞を強力に攻撃し消滅させる新たなリンパ球を効果的に増やすには
サツマイモ・シイタケを『煮て』食べる。
みそ汁週2回食べると効果的。味噌の中にもある程度の抗ガン作用があり、味噌汁にすることで比較的食べやすくなります。



リンパの本幹を流れてきたリンパ液は、最終的に鎖骨の下で静脈に戻る。
だからこの最終の出口がつまっているとリンパ液は滞るばかり。
 だからまず、上半身を動かす事が大切 。深部のリンパ液の流れを良くするには?最初に上半身を動かす。

自律神経失調症とリンパ球との関係
「新しい免疫学の知見」の中で特に重要な知見が、従来は内臓や器官だけと考えられていた、自律神経の支配が、
血液、特に白血球のリンパ球、顆粒球比率にまで及んでいるという事実です。

「自律神経失調症は、内臓や器官の検査では異常が認められない」のではなく、この比率(白血球百分率という検査でわかる)を調べれば、ある程度異常が出ている場合が多いのです。

交感神経緊張
「交感神経緊張はリンパ球を減少させ(免疫システム機能低下)、
顆粒球を増加させ、逆に副交感神経緊張はリンパ球を増加させ、
顆粒球を減少させる」という知見です。
(この比率は相対的に変化しますから、ややこしくしないために、
「交感神経緊張は顆粒球を増やし、リンパ球を減らす」と覚えておきましょう。)

顆粒球
顆粒球(主に好中球)は、主に細菌処理を受け持ち(キズが化膿した時のウミは、その死骸)、リンパ球は免疫反応によって、ウイルスや新陳代謝により生まれる「異物」(「がん」もその一つ)の処理を行なっています。

顆粒球(主に好中球)は、主に細菌処理を受け持ち(キズが化膿した時のウミは、その死骸)、リンパ球は免疫反応によって、ウイルスや新陳代謝により生まれる「異物」(「がん」もその一つ)の処理を行なっています。


交感神経緊張
過労やストレスにより交感神経緊張が続くと、顆粒球が正常範囲を超えます。(相対的にリンパ球は減少することになります。)

顆粒球は、正常の範囲なら細菌の感染を防いだり、上皮の再生を促したりする大切な働きがあるのですが、増えすぎると全身の血流障害を引き起こす(自律神経失調症の方には、手足の冷えを訴える方が多い)と共に組織障害を起こし、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、関節炎などの自己免疫疾患や、
顆粒球が死ぬ時に出す活性酸素で「がん」を引き起こすことにもなります。

白血球の成分
白血球の成分をまず知っておいてください。マクロファージ 5%、顆粒球 60%、リンパ球 35%です。
そして体調によりリンパ球は、30〜45%の間で変動します。そしてリンパ球が、30%以下になると、体に何らかの異常が生まれ、20%以下になると、組織障害の病気や「進行がん」が生まれ、10%を切ると「末期がん」状態となり、底をついた時が死ということになります。

過労と睡眠不足
過労と睡眠不足をしないような生活を心がけることや、ストレスを貯めずに発散することを継続すれば、リンパ球が増え、顆粒球が減るという良い循環が生まれますし、さらに免疫システムを正常化すれば、リンパ球を増やすことになります。


自立神経失調症
自律神経失調症の方は、安易な精神安定剤を使う前に、
「リンパ球を増やす生活」を心がけると共に、漢方薬によるストレスの発散と、治癒システム正常化(視床下部のキズの修復)、
免疫システム正常化(リンパ球を増やす)を試みることが大切である。

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